欧州大学院大学

Filed under: コラム — sji_jimukyoku @ 2005.02.15

本日(2月15日)付けの朝日新聞で紹介されていた、「欧州大学院大学」。いわく、欧州統合を唱えた政治家の提唱によって1949年に設立された同大学院が、各国の政財界で活躍する人材を輩出しているとのこと。

先日来お伝えしている「ボローニャ宣言」に関する記事で、欧州各国の教育システムを統合しようという動きをお伝えしているが、この大学院はその先駆的な動きと捉えることができるであろう。いや、見方を変えるならば、この大学院があったからこそ現在の欧州統合の動きが実現したと見ることもできる。

もちろん、この大学院のみが教育における欧州統合のドライバーではない。たとえば、ビジネススクールとして高名なフランスのINSEADも、「一つ の欧州を実現する」という理念に基づいて設立されたという経緯がある。したがって、学生の比率にも欧州各国(のちには世界各国)がばらつくように注意が払 われているし、フォンテーヌブローというキャンパスの場所も、「ある程度隔絶された場所で学生間の交流を促そう」とのポリシーがその背後にある。

ボローニャ宣言はもちろんエポックメーキングな出来事ではあるのだが、その背後連綿としてある統合の動きとそのためのリーダー育成をこのサイトでは追っていきたい。

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