Living Leadership!

Filed under: コラム — sji_jimukyoku @ 2004.11.15

このセミナーは、米国で04/10/20に行ったイベントの日本語訳つき上映会なのですが、著名なスピーカーのセッションと共に、 Leadership Action Plannerなるワークブックを完成させることにより、仕事の中でリーダーシップを開発するためにどのような行動をとるかを聴衆に意識させる点が特徴的 でした。

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所感
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このセミナーは、米国で04/10/20に行ったイベントの日本語訳つき上映会なのですが、著名なスピーカーのセッションと共に、Leadership Action Plannerなるワークブックを完成させることにより、仕事の中でリーダーシップを開発するためにどのような行動をとるかを聴衆に意識させる点が特徴的 でした。

個々のセッションのポイントは下記をご参照頂くとして、全体の所感をここでまとめます。
まず驚いたのは、米国で行われたイベントがわずか10日後には日本でも配信されるという現実。というか、全米95カ所にはリアルタイムで配信されたと言う ことなので、時差と言葉の問題さえなければ、日本でも配信されるでしょう。マネジメント教育はグローバルの競争になっていくという兆しではないかと感じま した。

内容的には、世界的な流れとして、リーダーシップ開発のためには実際の仕事の場を有効に使うことが潮流になりつつあるのだという想いを強くしました (CCLモデルとでも言うか)。つまり、クラスルームで学んだことを職場で活かすという一方通行ではなく、職場をも学びの場と捉えて、クラス(セミナー) で学んだフレームワークを職場で実践→結果(アウトプット)を検証→アウトプットを出す過程において得たスキル/使えなかったスキルを確認→プランニン グ、というサイクルを回していくことが自身のリーダーシップスキル開発に有効であるとの考え方です。

これを端的に表したのが、入場した際に配布された、”Leadership Action Planner”。これは、セミナーの各セッションで得たコンセプトを1枚の紙に列挙して、これらに基づいて実際に職場でとるアクションを成文化する(こ とによって実行を動機づける)というものです。当然、アクションの先には、自身の設定する、「リーダーシップの目標」があることは言うまでもありません。 個々のセッションもこの点を意識していて、キーとなるスピーカーは、「明日から何が出来るのか」を必ず示唆していました。
●余談
「ビジョナリー・カンパニー」の著者、ジム・コリンズがイケメン(というか、若い!)なのにはオドロキ。また、プレゼン能力が異様に高いので、ここでも 「グル=プレゼンター仮説」(「マネジメントのグル」と呼ばれるためにはプレゼンがうまくなければならない)が証明されました。
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Logistics
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日時: 2004年11月1日(月) 10:30 – 17:30
会場: 紀伊国屋サザンシアター (新宿)
聴衆: 400人
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講演のポイント
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●プログラム
10:30 – 10:35 会場案内
10:35 – 10:45 主催者挨拶
10:45 – 11:05 「マネジング・アップ」、ボードスキー、ケプチャー、サンボーン
11:05 – 12:05 「レベル5リーダーシップ」、コリンズ、ヘッセルバイン
13:00 – 13:30 「世界を見据えて」、ゴルバチョフ
13:30 – 14:00 「リーダーシップの秘訣」、ブランチャード
14:00 – 14:15 「コネクションの価値」、シモンズ、アディングトン
14:45 – 14:55 「経営者の条件」、ドラッカー
14:55 – 15:20 対談:「ドラッカーをめぐる今日的課題」、国永、フォックスウェル
15:20 – 15:45 「リーダーシップの効果」、マックスウェル
15:45 – 16:10 「信任」、カンター
16:20 – 16:55 「正価を生みだすための芸術」、トランプ
16:55 – 17:20 リビング・リーダーズ-その人間的魅力とインパクト、吉川
●ワンポイント
「マネジング・アップ」、ボードスキー、ケプチャー、サンボーン
ウェルチ、トランプなどの偉大なリーダーとともに仕事をすることはそれだけで成長のチャンス。そのポジションを得るためには忍耐が必要。
「レベル5リーダーシップ」、コリンズ、ヘッセルバイン
誰でも自らをレベル5リーダーに向けて開発することは出来る(到達できるかどうかは判らないが)。そのためには、レベル5の痛みに耐えられるだけの好きな仕事を見つけて、その仕事の日々の意思決定でレベル5を指向することを続けていく。
「世界を見据えて」、ゴルバチョフ
現在の世界には、安全保障問題、人口問題、環境問題などを抱えているので、それを解決するためにもリーダーシップが必要。
「リーダーシップの秘訣」、ブランチャード
現在のビジネス環境(サービス化が進んでいる)においては「サーバント・リーダー」が必要。
「コネクションの価値」、シモンズ、アディングトン
割愛
「経営者の条件」、ドラッカー
マネジメントの重要な機能は、問題を特定する→解決策のオプションを立案する→解決策を採用する、のサイクルを回すこと。解決策を採用することが重視され がちだが、問題が正しく特定されれば解決策は自ずと導き出されるという側面もあるので、とくに問題の特定に重点を置くべし。
対談:「ドラッカーをめぐる今日的課題」、国永、フォックスウェル
割愛
「リーダーシップの効果」、マックスウェル
原題のマネジメントにおいて最も重要な問題は、知識と行動の間のギャップが大きいこと。このギャップを埋めるために小さいことからでも良いから手を付けなければならない。
「信任」、カンター
ビジネスが成功のスパイラルを描いて勝ち組になるためには、組織としての自信(confidence)が必要。自信があると、accountability, collaboration, initiativeが組織内で実現できる。
「正価を生みだすための芸術」、トランプ
成功するために留意することは;i) 諦めない、ii) フォーカスを定める、iii) Think big、iv) Be paranoid、v) モメンタム、vi) パッション、vii) 流れに逆らって逆張りする(もしもその能力があるならば。ないならば?逆らわずに流されろ)、viii) 幸運をつかめ、ix) 借りは返せ (get even)、x) 勝者になるには勝者のように考えよ
リビング・リーダーズ-その人間的魅力とインパクト、吉川
全体のまとめなので割愛

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