【思考】コンサル業の考え方

Filed under: インターン — madoguchi @ 2009.12.18

こんにちは、インターン生の東山です。

来年度からは人事コンサルタントとして働く身ですので、リーダー育成や社員の研修にも大変興味があります。

今日は先日行われた、内定先の研修会について話したいと思います。

第一回目は「プロフェッショナルとは何か、そしてプロになるためには」というテーマでの議論会でした。
自分の中で今一度、プロ意識が必要とされるコンサルタント職について哲学してみようというのが最大の狙いでした。

今回はもっとリアルな世界を肌で感じると言う事で、コンサルティング業務を疑似体験しました。

クライアントの企業問題を解決する事をゴールとするコンサルティング業務。

ゴールできるまでの一連のプロセスはおよそ4段階に分けられます。

情報収集→仮説構築→仮説検証→問題解決

この中で仮説構築と仮説検証は繰り返し行われ、自分の仮説をより強固なものへと洗練させます。

しかし、ここで研究生活では味わえなかった2つの難題に直面しました。

まずは
①仮に妥当な仮説が立てられたとしても、それに対する的確な答えを示す検証方法がない時もあるということ。

例えば、

「平社員のモチベーションが低いのは、上司とのコミュニケーション不足によるものがある」という仮説を立てたとする。

それを検証するための方法を考えてみると、

1. アンケートによるコミュニケーション調査
2. インタビューによって上司との関係を聞く
3. 社内における伝達手段を調べる
または社内の配置や風通しの良さを調査してみる手もあると思います。

が、しかし。

どれも「上司とのコミュニケーション不足」という仮説を確実に証明出来るものかどうかは非常に疑問が残ります。

それは基準の作り方が非常に難しいということから来ているかなと個人的には思います。

つまり、コミュニケーション調査にしろ、インタービューにしろ、どの程度が「不足」に当てはまり、どのレベル以上で「十分」なのかが曖昧である。

最近よく言われる「見える化」の必要性が垣間見える。

加えて、インタビュイー(対象者)本人のバイアスを加味して考えると、より真実な部分というのは測る事が出来ない。

よって、仮説を明確に正しいとする検証方法というのは極めて難しいのではないかと思いました。

そしてもう一つの難題であるのが、②問題に対する原因が一つではないと言う事。

モチベーションが下がるのは、ただ上司との関係がうまく行かないからだと言う事だけによるものではないだろう。

給料しかり、仕事内容しかり、会社の業績しかり、様々な要素が起因している。
そしてそれらの原因は縦に繋がる場合もあるが、総合的に考える場合が殆どだろう。

そうなると解決方法も一概にこれとはいない。答えが一つじゃないということです。

こういったことに直面して感じたのが、研究者とコンサルタントは共通点も相違点もあるということ。

仮説思考は双方に必要であるのは論をまたない。つまり、博引旁証のスタンスは必要不可欠である。

しかし、根本原因の模索や原因同士を従属的に繋げていくのが研究者であるとするならば、コンサルタントは網羅的に原因を探すのにフォーカスしているように思う。

リアルの世界では論理だけでは解決できないことは多々あるし、無理矢理繋げても意味をなさないということでしょう。

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