事例紹介:大成建設の全盲体験
2010年2月15日付の日経新聞で、大成建設の新人研修で「全盲体験」が採り入れられていると紹介されていました。
対象となったのは、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と呼ばれる、完全な暗闇を体験できるアトラクションです。
もともとはドイツの哲学者、アンドレアス・ハイネッケ博士が提唱した視覚障害者と健常者の交流プログラムとのこと。
実は筆者も体験したことがありますが、面白いものの人材育成に役立てるにはもうひとつ、というのが正直な感想。
暗闇の中でやるアクティビティをよっぽどうまく構成しなければ、当初の目的は達成できないのではないでしょうか。
【大成建設 全盲体験】
対象:新入社員
目的:「世界で活躍できる強い人材を育てたい」
フォーマット:8-9人のチームで暗闇の中で二人三脚などのアクティビティを行う
期間:1回
HRMシステムとの整合性:半年間の「現場監督研修」を終えた後に当研修を実施
コメント:研修の目的がやや曖昧か。「世界で活躍できる」を謳うのであれば、
・異なる価値観を持つ人との協働(視覚障害者と健常者)
・自分の考えを声に出していうことの重要性 (Think aroud)
・上記をチームとして出来るために自分の貢献を明確化 (リーダーシップ)
・上記によるチームとしての生産性の向上
等を明確にした上で、カリキュラムを再設計すると良いのではないか
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