本田宗一郎氏のリーダーシップ

Filed under: コラム — sji_jimukyoku @ 2009.09.05

日本経済新聞に連載されている、本田宗一郎氏のリーダーシップ分析が面白い(コラム、「やさしい経済学-ニッポンの企業家、野中郁次郎教授執筆)。

とくに、2月1日付のコラムに、本田氏のリーダーシップの源泉である状況認知力を端的に示す記述があったので、やや長文だが下記に引用したい(もともとは、本田氏の著書「私の手が語る」にあった記述だそうです。孫引きで原典を当たっていないのはご容赦)。

読まれた多くの方は、「なるほど、そうだよな」と思われるであろう。

が、リーダーを育成する立場としては、あえて二つの質問をしてみたい。

・他人の気持ちになること以外に、人を動かす方法はないのだろうか?

・他人の気持ちになりきることがリスクになる状況はないだろうか?
なぜならば、リーダーシップ・スタイルがうまく機能するか否かは、状況によるところが大きいからだ。

日経に連載されているコラムでは、本田氏はどのような状況でもリーダーシップを発揮できるスーパーマンのように読めてしまう可能性がある。が、実際 のところは、個人の資質とともに、そのリーダーの置かれた状況(たとえば、本田氏であれば、戦後日本の成長期に当たったこと、など)を理解し、なぜその資 質が効果的なリーダーシップにつながったのかを理解した方が、リーダー育成という観点からは有効と考える。
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本田宗一郎著、「私の手が語る」より抜粋
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人を動かすことのできる人は、他人の気持ちになることができる人である。相手が少人数でも、あるいは多くの人びとであっても、その人たちの気持ちになりう る人でなければならない。そのかわり、他人の気持ちになれる人というのは自分が悩む。自分が悩まない人は、他人を動かすことができない。私はそう思ってい る。自分が悩んだことのない人は、まず、人を動かすことはできない」

※上記以外の引用を見たい方は、こちらのブログを見ることをお薦めします。

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